「ね~、聞いてる?」 「聞いてる」 「だ~か~ら~。あたしはいっつもそんな感じなのぉ」 「はいはい、それは大変だ」 「ちょっとぉ。ちゃんと聞いてってばぁ」 「聞いてるっつーの」 舌は回らないのに、口は動かしたくて仕方ない。 ビールの入ったカラダから次々に出てくるのは、あたしの付き物不幸話だ。