「よーし、着いた」 階段を上りきって到着したのは、やっぱり真っ暗な丘の上。 目を凝らして地面をよくみると、ロープの張られている場所もある。 「ここさ、元々は祠が立ってた場所なんだよ」 「祠? 神様とか、そういうのを祀ってるような?」 「そ。発掘のために今は取り壊されてこんなふうになってる」 「へぇ、そうなんだ」 「その発掘も、大して進んでないみたいなんだけどな」