はるちゃんと喧嘩をした日、

たくさんたくさん一人で考えた。

次の朝になっても答えは出なくて、

はるちゃんとの話し合いを避けて出てきた。

その日はずっと上の空だった。

でも、

居心地の悪い家にはしたくないし、

はるちゃんが戻る前にはいつもの私を演じた。

そしたら、

少しスッキリした顔のはるちゃんから、

お付き合いをするって報告があって、

本当に嬉しかったし、安心した。

安心した同時に、ふと何か私の心に隙間ができた気がした。

その感覚がすごく不安になって、

無性に焦ってしまって、

私ははるちゃんが何か話したそうだったのを最後まで聞けずに会話を終わらせてしまった。

とっても嬉しいはずなのに、

どうしたらいいか分からなくなって、

次の日学校帰りにあるところに足を運んだ。