ピピピピ―… 「ん・・・・・っ」 最近は、この目覚ましで 毎日起きる。 前は、拓が起こしにきてくれてたから 目覚ましなんていらなかったけど…。 今は、拓が起こしにきてくれることが もう・ありえないから。 ピピピピ―… うるさい・・・・・・・・。 ピピピピ―… この目覚ましの音は いまだに慣れないんだよね…。 いや、慣れることが怖い。 拓のいた生活を 完全に消しちゃう気がして・・・・・・。