ー翌朝ー
物音で目が覚める。
どうやら起きたらしい。

時計を見ると6時すぎ。

リビングに出ると1人うろうろしている亜妃。

探し物でもしてるのか?

「…何うろうろしてんだ⁇」

亜妃「えっ…あ…お、おはようございます」

驚きすぎだわ…

「…おはよう。答えになってないけどな」

亜妃「えっ⁉︎…あ、あの。昨日のお鍋が残ってて…
捨てるのもったいないから、朝ごはんに雑炊でも…
って思ったんですけど…キッチン勝手に使うのも
よくないし…どうしようって、…思ってました。」

「思ってました…って。
別になんでも使ってもらって構わない。
気を遣わなくていい。ご飯なら冷凍のがあったかな。
なに、ご飯作ってくれんの?」