「それ食べ終わったら、薬飲んで、
風呂入って寝ろよ?」

亜妃「…はい。」

しばらく何かを考える亜妃。

…どうかしたか?

亜妃「あの…瀧さんはどこで寝るんですか?
もしあれだったら私…」

俺の寝る場所を気にしてたらしい。
こういうとこ、律儀というか
きちんとしてるんだよな…

「あ?あぁ…。俺は基本こっちの部屋で寝てるから
気にすんな。…そっちの部屋は元々寝室として
使ってたけど、今はゲストルームみたいなもんだな。
あんまり使わないけどな…。
あ、カバーは洗ってあるから安心しろ。」

もともとは書斎と寝室を分けていたが、
論文書いた後わざわざ寝室に行くのが面倒になって、
書斎にベッドを移動させた。

使わなくなったこっちの部屋は物置にするのは
どうかと思って、ベッドを入れてゲストルームにした。

…まぁ、殆ど使うことはないがこういう時は
便利だな。

そういうと安心したのかベッドで寝はじめた。

発作が気になり、ちょこちょこ見に行くが
うん、よく寝ているな。