は?



なんか段々腹が立ってきた。



私は今自分の失恋でおちこんでるとこ!



なんで今こういうシチュエーションにならなきゃいけないのよ!



関係ないです!



と、強く言おうとしたとき、彼女は急に泣きそうな顔になって



「あいつ、本当はもっと前から会社のこと学ばなきゃならないのに、陽菜ちゃんがいるうちは、って大学残ってんだよね」



え…?そんなの知らないよ。



「今のあいつの将来を邪魔してんのは、陽菜ちゃん、あんただよ?」