アイドルな彼の愛は重すぎる。




それを食べながら、彼と少し話をする。


「…美影ちゃんは今日、学校?」


と聞かれて、そう言えば学校だったなと思い出す。


「はい、学校です」



と言うと心なしか彼は表情を曇らせて、


「…学校行きたい?」  


と控えめに質問してきた。



その質問に「うーん」と考えた私は、


「行きたいわけではないですけど、勉強は嫌いじゃないので」


と答える。


私のその答えを聞いて、「そっか」と言った
彼は、





『…自由にさせないと、逃げられるか』






何かを、小さく小さく呟いた。