にびいろのなかのひかり 鈍色の中の光


「ごめん
ベッドまで行けなかった…」



「うん」



「優香、痩せた?」



「…うん」



「ごめん、心配させて…
ちゃんと食べて…
元気な赤ちゃん産めなくなる」



「うん、ちゃんと食べるね」



「何人子供欲しい?」



「私が3人きょうだいだから
3人がいいな…
…いいですか?」

聞いてきた優香がかわいかった




「いいよ

シャワーしてくる?」



「うん」



「今、何考えてる?」



「好き…
慧、好き…」

オレの目を真っ直ぐ見て優香が言った




この人を大切にしたい

離したくないって



心からそう思った




「優香、オレも…」


優香を抱きしめた



抱きしめても抱きしめても

足りないくらい



優香が愛おしい




ーーー



「好きだよ…」



「ぅん…」



ーーー



「まって…優香…
また我慢できないかも…」



「ぅん…」




「じゃあ、一緒にお風呂入る?」



「ん、…ヤダ」

優香が笑った



「はい
じゃあ、待ってる…」



ふたりで笑った




この笑顔がまた

オレの前に存在する