寝ている優香の隣に座った
夢だった店を辞めることまで考えて
一緒にいたいって言ってくれた
オレも今までだったら
別れ話をここまで引き止めたことなかった
今までの彼女には未練とか後悔とか
なにもなかった
でも優香と別れたら
オレ絶対後悔する
将来後悔してほしくないって
優香は言った
うん
後悔しないし
後悔させないから…
「優香…」
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そっと唇に触れた
「…ごめん…私、寝ちゃっ…」
ーーー
ーーー
「…私も、シャワー浴びてく…」
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寝起きの優香が
かわいくて
色っぽくて
綺麗で
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「ごめん…優香、我慢できない…」
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「ヤダ…シャワーしたい…」
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「優香の匂い、好き…」
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ご飯の匂いと
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優しい匂いと
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甘くて
オレの前だけで見せる
優艶な姿
「全部好きだから…
優香のこと…全部好きだから…」
「私も…」
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私も…
そう返ってくることが
どれだけ安心するか
嬉しくて
温かくて
愛おしい
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優香、帰って来てくれて
ありがとう



