にびいろのなかのひかり 鈍色の中の光


ちょうど
お店のカギをかける優香が見えた



「待っててって
連絡、したよね…」

後ろから声をかけた



優香は驚いた顔でオレを見た



「優香、話したい…
中で…」



「今日は、もぉ、終わりました…」



「もぉ、特別じゃない…?」



「…はい」



なんで…?


なんで、そんな泣きそうな顔してんのに…




忘れられるとか言ってんの?




「じゃあ…いいや…
オレのマンション来て…」



オレは優香の返事を聞かないで

優香の手を掴んで

マンションに向かった