にびいろのなかのひかり 鈍色の中の光


一緒にベッドで寝ることも

美波さんは拒まなかった




この前は

何もなかったし…




美波さんは

オレを信用して安心して

ベッドに入ってくれたと思う




だけど、ごめん…




オレに背を向けてる美波さんを見たら

したくなった



美波さんの背中に触れた



「…なんですか?先生」



「下心とか、そーゆーのじゃなくて
本能とか欲求とか…そっちの方…

身体が反応してる…」



オレは、そぉ言ったけど


ホントは美波さんのことが好きで


美波さんも
オレのこと恋愛対象に見てくれるなら




ちゃんと付き合いたかった


彼女にしたかった





「美波さん、オレのこと
好きじゃないでしょ…?」



返事はなかった


聞く前から、わかってた




「好きじゃない人とでも、できる…?」


女性の気持ちは

正直わからないけど

男はできる




ただの欲求処理だから



老廃物を身体から出す

生理的現象でしかないから