にびいろのなかのひかり 鈍色の中の光


「急に、ごめん…
指輪もまだ用意してないし
結婚式もいつできるかわからないけど…

遥と、結婚したい

オレと結婚してください」




「うん…
指輪もいらない
結婚式もしなくてもいい

原さんがいれば…
原さんと一緒にいたい

家族になりたい

私でよかったら、結婚してください」



目尻から流れた涙を遥は両手で押さえた



「原さんが結婚式行く時
少し
不安だった

でも、信じて待ってたけど

帰ってきてから様子がおかしかったから
また不安になった

ちゃんと
帰ってきてくれて
ありがと…」



遥が泣きながらオレに抱きついた



「ごめん…不安にさせて

もぉ、ひとりにしない

お父さんと3人
…いずれ、4人とか5人になったらいいな…

幸せに、する…」




「うん…
好きだよ…
大好きだよ…」




今日も


好きって


言ってくれる





オレはここに帰ってきた