にびいろのなかのひかり 鈍色の中の光


「明日生、彼女いるんだ…
どんな人…?」



「美波さん…ていうんだ」



「え…」



「姉ちゃんと同じ年だよ

いつもオレのこと心配してくれて…
かわいくて…」



似てるな…って

重ねたこともあった



でも

ぜんぜん違った




「料理がうまくて…

それから…

オレのこと…好きって言ってくれる…

オレもその人のこと…すごく大切に想ってる」




「そっか…
明日生、幸せになってね」




「うん」




人を好きになるってことを

教えてくれた





人を好きになるって幸せなんだって

人を幸せにできるんだって


教えてくれた





オレの好きな人は

遥は



そんな人だよ