にびいろのなかのひかり 鈍色の中の光


顔を上げたら

目が合った



鼓動が早くなる…



原さんは

ゆっくり私を抱き寄せた




ーー


ーーーーー




最初のキスは軽く触れて


2回目のキスは優しかった




言葉はなかったけど



原さんは

好きでもない人に


キスなんかできる人じゃない




「原さん…
…今のって…?」



「さっきの、答え…
…間違ってない?…オレ」




好きにもいろいろあるけど…



私の好きは

ちゃんと伝わってた




「うん…
間違ってないです」



「よかった…」




原さんに抱きしめられた


さっきより強く




原さんの鼓動と一緒に

原さんの気持ちが伝わってきた