にびいろのなかのひかり 鈍色の中の光


「明日生、お風呂入っていいよ〜」


部屋の前で姉に言われた




姉の匂いが鼻をくすぐった



身体が変な感じがした

なんだろう…




「明日生って、私のこと、好き?」




「なに、急に?
好きだけど、なんで?」




「それって
キスしたい方の好き?」



キス…?




「そんな…
普通、姉ちゃんとしないじゃん!」




「うん、でも…
私たちホントのきょうだいじゃないもん
だから、…できるよ」





姉にそう言われてから

姉とキスすることを思い浮かべた




オレって

姉ちゃんにキスしてもいんだ




なんか特別な気がした




美月にはできないことが

オレにはできる