にびいろのなかのひかり 鈍色の中の光


「食べたいのあります?」



「別に…
なんでも美味しいから…」



原さんは先生とは違って
いつも遠慮がち


ホントに自分の意志をあまり言わない




私は冷蔵庫から出した料理を盛り付けた



「なんか、手伝う?」



「じゃあ、冷蔵庫から
好きなドレッシング出してください」



「うん、わかった

あ、玉子焼き、食べたいかも…」


冷蔵庫の中の卵を見て
原さんが言った



本日2回目のリクエスト


さっきの先生を思い出した



「でも、今度でいいや…
疲れてるのに、ごめん…」



「んーん、すぐ作れるから…
ちょっと待っててくださいね」




「じゃあ、卵、かき混ぜるよ、オレ」




「うん、じゃあ、お願いします」