にびいろのなかのひかり 鈍色の中の光


「お味噌汁、しょっぱくないですか?」



「…母の味に似てる
…て言っても、
ホントの母親じゃないですけど…」



「え…」



「ホントの母親は
ひとりで産んで
オレを置いていなくなったから

オレ、母親の姉夫婦に育てられて…
だから、ホントの父親もわからない」



「…」



「ごちそうさまでした」




何も、言えなくなった…