君色パレット





悪魔は

玲の耳もとで何か囁いていた。




そして、

玲の動きが止まった。




俺は気になってずっと見ていた。




すると、

玲の体が動いたかと思うと、

ゆっくりと倒れていった。




『玲っ!!』