「……んーじゃあ、明日のことだけど。」

『まさか東雲がそんなことまで考えてるとはなぁー。』

「立花だって気づいてたんでしょ、ずっとあの2人と一緒にいるんだし。」

『ばか、気づいてねぇのは本人同士だけだろ。』


俺はそんなに鈍くありませーん、と

立花は茶化すように言った。


『んーで?俺はてきとーに風邪とか言って連絡するけど、全員風邪だと流石に怪しくね?』

『んー…、嘘は心苦しいけど、確かにそうだね。』

「立花が風邪つかっちゃったら私つかえないじゃんーー、」


てゆうか3人当日にドタキャンってどっちみち怪しくない?

私が言うと、確かに、と2人は苦笑いした。