キッチンの中で、男二人、盛り付けであまったものをつまみながら、ゆっくり飲みながら話す。
酒も手伝って、あまり緊張しないで済んだ。
というか、ほぼ同世代なわけで、活躍している世界は違えども、十代の頃や学生の頃に夢中になったものや好きなことが案外共通だったりして、話は盛り上がった。
特に俺のビンテージ服の事に関しての話になると、お互いびっくりするくらいマニアックな事も合点がいって、それはもう盛り上がり、俺のクローゼットを見たいというから、いいですよって見せたわけだ。
嶋村仁は、それを見るなりため息をついて
「やっぱり。」
「え?」
「いや、カホが高岡さんと付き合い始めたり、結婚してから、たまにスゲーの着てくるなって思ってたんすよ。」
「すげー?」
「カホ、あいつ高岡さんの持ってる服の価値わかってないですよね。」
俺は苦笑して
「勝手に好きなの貸してって言って着ていくんですけどね。」
「醤油とかコーヒーとかこぼすんじゃねえぞって言わないとだめですよ。 全く。」
「まあ、でも古着ですし、服も着てもらわなけりゃかわいそうです。カホが着れば一段とオシャレになるしいいんですよ。」
「あ、今のろけたな。」
「え、今ののろけっすか?」
酒も手伝って、あまり緊張しないで済んだ。
というか、ほぼ同世代なわけで、活躍している世界は違えども、十代の頃や学生の頃に夢中になったものや好きなことが案外共通だったりして、話は盛り上がった。
特に俺のビンテージ服の事に関しての話になると、お互いびっくりするくらいマニアックな事も合点がいって、それはもう盛り上がり、俺のクローゼットを見たいというから、いいですよって見せたわけだ。
嶋村仁は、それを見るなりため息をついて
「やっぱり。」
「え?」
「いや、カホが高岡さんと付き合い始めたり、結婚してから、たまにスゲーの着てくるなって思ってたんすよ。」
「すげー?」
「カホ、あいつ高岡さんの持ってる服の価値わかってないですよね。」
俺は苦笑して
「勝手に好きなの貸してって言って着ていくんですけどね。」
「醤油とかコーヒーとかこぼすんじゃねえぞって言わないとだめですよ。 全く。」
「まあ、でも古着ですし、服も着てもらわなけりゃかわいそうです。カホが着れば一段とオシャレになるしいいんですよ。」
「あ、今のろけたな。」
「え、今ののろけっすか?」


