君以上君以下




「悠くん、コンビニでアイスコーヒー買ってきてくれない?」


女の人が悠にそう言った。

私はここにいたらいけないってわかってるのに足が動かない。


「わかった」

悠はそれだけ言って私を見ようともせず出かけて行った。


悠の中に私はもういないって実感させられた瞬間だった。


私も帰ろう....


悠から少し遅れてその場を後にしようとした。


「待って、ちょっと話をしない?」