奇跡を起こした12の月光





《2人とも、普通に会話しててくれないかしら?》



《了解》



そういうと、少し警戒していた2人は自然とした会話に戻った。



「桜、大丈夫そうかしら?」



『私は準備完璧よ。』



「愛は?」



『愛も』



準備は整っているみたいね。



さぁ、どう動くのかしら?



まぁ、大体は新さんが何とかしてくれると思うけど…



『動き出したわね…』



「えぇ…」



少し見ていると、その男は2人に声をかけた。



あぁ…普通に話しかけているみたいね。



なるほどね…



心の中丸見えよ…



私はニヤリと笑った。



「弥生?」



「いい?愛斗、桜、愛。私が合図したら今から言うように動いて。」



「『『了解』』」



私は少し急ぎながら伝えた。



「わかったかしら?」



『「『もちろん』」』



頼もしい仲間ね…



では、私はタイミングを伺わないと…



「きゃー!!」



…予想通り。



「今よ。」



すると、すぐにみんなは動き出してくれた。