えーと、長月ちゃんは──
「…?!あい、と。」
「ん?…?!」
愛斗も気づいたみたいね。
パーティーの後ろの方にいた男が動き出した。
それも、長月ちゃんの方へ…
いけない!
《長月ちゃん!新さん!後ろ!気を付けて…!》
私は急いでテレパシーで伝えた。
急なことに彼女たちは驚いているみたいだ。
そりゃ、2人で少し落ち着いてたところにだものね…
それより…
「愛斗、行くわよ。」
「あぁ」
私は少し急ぎ足で…
でも、不自然にならないように…
彼女たちの方へと歩いていった。
運が悪いことに、私たちと彼女たちはほとんど端と端にいたも同然…
だから、遠い…
間に合うかしら…?
「愛斗…」
「あぁ…わかった。」
さすが、私のパートナーさんだ。
私の考えてることが分かってる。
「愛斗、準備はいい?」
「OK」
「テレポート」
私は愛斗の手を取って長月ちゃんたちの後ろへととんだ。
