「あっ、そういえば。弥生、ちょっと…」
愛斗が急に私を引いて歩き出した。
えっ、、、
今はここ移動したらダメなのに…
「ちょっ……愛斗?」
私が頼まれたこと忘れてるんじゃないの?!
少し、歩いたところで彼が立ち止まった。
ここは…中庭かしら?
「ここら辺でいっか…」
「ちょっと!どういうつもりよ。私、会場から離れちゃダメなのに…」
「ごめん…ちょっと話したいことがあったんだ。」
何よ、改まっちゃって…
「気づいてたかもしれないけど、パーティーの後ろら辺にいた男なんか気味悪かった…。」
あぁ、それね。
それならとっくに気づいてたわよ。
「確かに、少し怪しかった…。でも、そんなことでここまで連れてこないでよ。」
もう、今なにか会場であったらどうするのよ…
「ごめんて…ほら、戻ろ。何かあってからでは遅いしね。」
ほんとにこれだけのために私をここまで…
はぁ、何考えているのかしら、?
未だに愛斗は分からないことが多すぎる。
「って、ちょっとまってよ!連れて来といて置いてかないでよね」
急いで私は彼の元へと駆け寄った。
「あぁ、ごめん…w」
笑って謝るなんて…
なんか小馬鹿にされた気分だわ。
