奇跡を起こした12の月光





周りがそそくさと道を開けだした。



おぉ、すごい。



良かったちゃんと聞いてくれる人達で…。



「ありがとうございます、みなさん。愛斗、行こ。」



私は彼の手を取って歩き出した。



若干彼が驚いていたのは言うまでもない。



あっ、長月ちゃんだ!



私が気づいて彼女の元に行っている時私に気がついた長月ちゃん。



「弥生!」



「長月ちゃん!」



私が近づくと長月ちゃんが私を急に抱きしめた。



えっ、え?!



「ほら、長月。弥生ちゃん困ってるよ。会えて嬉しいのはわかるけど、離してあげな。」



隣でクスクスと笑いながらこちらを見ている新さん。



「はぁーい」



大人しく彼の言うことに従う長月ちゃん。



仲良いままでよかった。



美男美女で、高身長な2人はとてもお似合いだ。



「あれ?君は?」



少しだった後、愛斗に気がついた新さん。



「俺は水無月愛斗です。弥生さんのパートナーをやらさせて頂いてます。」



そう彼は丁寧に挨拶した。