周りがそそくさと道を開けだした。
おぉ、すごい。
良かったちゃんと聞いてくれる人達で…。
「ありがとうございます、みなさん。愛斗、行こ。」
私は彼の手を取って歩き出した。
若干彼が驚いていたのは言うまでもない。
あっ、長月ちゃんだ!
私が気づいて彼女の元に行っている時私に気がついた長月ちゃん。
「弥生!」
「長月ちゃん!」
私が近づくと長月ちゃんが私を急に抱きしめた。
えっ、え?!
「ほら、長月。弥生ちゃん困ってるよ。会えて嬉しいのはわかるけど、離してあげな。」
隣でクスクスと笑いながらこちらを見ている新さん。
「はぁーい」
大人しく彼の言うことに従う長月ちゃん。
仲良いままでよかった。
美男美女で、高身長な2人はとてもお似合いだ。
「あれ?君は?」
少しだった後、愛斗に気がついた新さん。
「俺は水無月愛斗です。弥生さんのパートナーをやらさせて頂いてます。」
そう彼は丁寧に挨拶した。
