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ついに着いたパーティー。
「弥生、俺たちはもう行くからな。困った時はいつでも呼んでいいぞ。あと、絶対彼から離れないこと。いいな。」
「わかっているわよ、お父様。行ってらっしゃい。」
会場へと消えていく彼らを見送った。
さてと、まずは彼を探さなくては。
私は周りを見渡した。
すぐ見つかるはずだけど…
……あっ、いた。
私はテレパシーで彼を呼んだ。
《こっちよ。》
私がそう言うと、彼は少し驚いてからこちらを見た。
そしてまた少し驚いてからこちらに歩いてきた。
何に驚いたのかしら?
「こんばんは、弥生。話は聞いてる。パートナーとほんとに認められたみたいで嬉しいよ。」
そう彼とは、水無月くんだ。
「ごきげんよう、水無月くん。別に認めた訳では無いから。」
「ツンデレだよね、弥生ちゃんは」
そうからかうように言ってくる水無月くんを睨んだ。
