「わ、たしっ。どーしたらいいか分からないっ!」 勇『うん。』 勇知くんは黙って聞いてくれる。 「和ねぇは助けてくれたけど、和ねぇは傷つけられてっ!」 ゆっくりと背中をさすってくれる。 「私ぃっ、耐えられないよぉっ…。」 勇『俺がずっとそばにいる。これからは1人で泣くな。困ったら俺を頼ればいい。』 「勇知くんっ…。」 勇『今日はもう寝よう。智春が寝るまでそばにいてあげるから。』 「うん。」 勇知くんが居てくれるなら眠れる気がした。