和「だからっ…春もっ『じゃぁっ!今まで何のためにかくして来たのよっ!』っ…」



何のために6年も。


何のために奈都乃さんのとこに。


何のために隠して。


『何のためにっ!!』


ポロポロッ



分かってる。



本当は失うことが、信じてまた無くすことが怖いだけなんだ。



勇『智春!』


勇知くんに呼ばれて前を向く。


回りの皆は笑っていた。