イケメン芸能人と溺愛シェアハウス♡




ど、どうしよう……。
やっぱり寝られない!!

みんなで2時間のホラー番組を見終わり。
各々自分の部屋へと戻って数時間。

横に置いてるスマホの時刻を見ると今は夜中の2時。

最悪だ……。

番組を観ている間、唯十くんや麻飛くんが隣にいてくれたし、みんな一緒だったからなんとか耐えられたけれど。

やっぱり一人になるとシーンのひとつひとつを思い出してしまって。

怖くなってギュッと目をつぶって布団の中でうずくまる。

そして最大の問題は……。

私今、ものすごく、ト、トイレに行きたいんだ。
こんな時に限って!!

うう……。
やっぱり見るんじゃなかった、なんて思っても遅くて。

そろそろ我慢の限界。
行くしかないよね……。

ムクッとベッドから起き上がり、部屋を出る。

まだ1週間前に住みはじめたばかりのハウスだから、暗いとまだ少し慣れなくてそれが一段と恐怖を煽る。

あーもダメだ。

さっさと行って部屋のベッドに戻ろう!と、私は早歩きでトイレに向かった。