イケメン芸能人と溺愛シェアハウス♡


ドキドキしながらみんなの様子を伺う。

スプーンにカレーと白米を乗せてそれを口の中に運ぶ姿をじっと見つめていると。

「ん!!」

「うんま!!」

「だー!!うんめぇ!!」

一口食べて飲み込んだ彼らが口々にそう言ってくれて、一気に安堵のため息が漏れる。

「よかった……」

「やばいよ、純恋ちゃん!うますぎる!」

「ライブのケータリングでも置いて欲しい!めちゃくちゃ元気でる!」

と麻飛くんと唯十くん。


大好きなアイドルに手料理を食べてもらっているなんて、本当夢みたいだ。

「純恋ちゃん、お店出した方がいいんじゃない?!」

なんて曜さんがあまりにも大げさに褒める。

「そんな大袈裟な!」

そう言いながら、曜さんの隣に座る相良くんにチラッと視線を移す。

彼からはまだ料理の感想を聞いていない。