君だけは違うから




唐突の出来事にあまり理解が追いつかない


杉崎が?私を?好きなの?


なんで?


いや、理由なんて考えたところでわかるはずがないか


えぇ…どうすればいいんだ?


私が好きなのはずっと健だし…断ればいいのか、な…?



いや…


その必要ある?




だって、健は私を女の子として見ないんだよ?


きっと、この先何回告白したって…一度だって認められることはない


どれだけアピールしたって、健はすぐに彼女を作る


そして私は一生そのポジションにはなれない


だったらずっと健を想ってるのって無駄じゃない?


いつかは諦めなきゃいけないこの気持ち



杉崎はチャンスをくれた


…でもこんな中途半端な気持ちで首を振るのは違うってわかってるから


もう少し…考えさせてもらおう




結局その日一日中頭を悩ませて時間が過ぎていった


こんなに頭を使った1日はなかなかない


だって告白なんて人生初のビッグイベントだもの


悩むのも仕方がないことだよ



…でもなぁ、そうはいってもなぁ


相手がなぁ


友達としか思ってなかった相手だったから


いきなりその対象を恋人に変換するのって大変






…もしかしたら健もそんな感じなのかな



幼馴染みで兄弟みたいな私を恋人に変換できないのかな…


ずっと