これは、どんな心境の変化だろう。
むしろ、なぜこんなにムキになったりしていたのか。
あんなにプンプンに怒っていたのにな。
…いや、考えればムッとしないワケじゃないんだけど。
でも、さっきのように怒りに支配されることは…ない。
まるで、さっきの『嫉妬心』が。
何かの拍子に持ってかれたみたいに。
何で急に?
何でだろう…。
その事自体が、ものすごい違和感で…引っ掛かる。
…いやいや、確かに自分がものすごくだっせぇことしているとは、薄々自覚していたところではあるけど。
でも、だからって。
こんな一気に心境が変化するとか…ある?
自分自身の謎について、ついつい考え込みながらも、チョコ買い物中の美森の後ろを着いて歩く。
「伶士、伶士!私、これ買う!東先輩にこれ買う!」
美森は気に入ったチョコを見つけたらしく、興奮気味にショーケースを指差していた。
それは…高級そうな柿ピーチョコ。
へぇー。東先輩が柿ピー好んで食ってたの知ってたか。
むしろ、なぜこんなにムキになったりしていたのか。
あんなにプンプンに怒っていたのにな。
…いや、考えればムッとしないワケじゃないんだけど。
でも、さっきのように怒りに支配されることは…ない。
まるで、さっきの『嫉妬心』が。
何かの拍子に持ってかれたみたいに。
何で急に?
何でだろう…。
その事自体が、ものすごい違和感で…引っ掛かる。
…いやいや、確かに自分がものすごくだっせぇことしているとは、薄々自覚していたところではあるけど。
でも、だからって。
こんな一気に心境が変化するとか…ある?
自分自身の謎について、ついつい考え込みながらも、チョコ買い物中の美森の後ろを着いて歩く。
「伶士、伶士!私、これ買う!東先輩にこれ買う!」
美森は気に入ったチョコを見つけたらしく、興奮気味にショーケースを指差していた。
それは…高級そうな柿ピーチョコ。
へぇー。東先輩が柿ピー好んで食ってたの知ってたか。



