(………)
…だが、そんな事にめげてる場合じゃない。
俺は、なずなに。
今まで出会った、ただの『依頼人』の一人とか。
ただ通りすがっていった人間の一人だと、思われたくない。
それに、この『好き』な気持ちは代えられない。
だから前向きに行く。
そう決めたんだ。
《また明日な?》
…明日のために、ただ、強く前に進む。
『…今度、聞けたら聞いてみる』
『おー。何かわかったら教えろよ?…じゃあウニイレやるべ』
『うん』
話は、そこで終わり。
…で、その後、その事を聞けたかというと。
聞けているワケがない。
結局、前に進んでなかった。
有言不実行ヤロー。
またしても、ずーんと落ち込む。
(………)
…いや、そこはもう切り替えろ。
時間がないとか切羽詰まってるワケじゃない。時間なんてたんまりとある。
ポジティブに考えるんだ。
なずなに、ネガ男なんてもう言わせないぞ。(←結構気にしてる)
改めて、決意を胸に。
人が行き交う夜の街並みを、ただ見つめていた。
…だが、そんな事にめげてる場合じゃない。
俺は、なずなに。
今まで出会った、ただの『依頼人』の一人とか。
ただ通りすがっていった人間の一人だと、思われたくない。
それに、この『好き』な気持ちは代えられない。
だから前向きに行く。
そう決めたんだ。
《また明日な?》
…明日のために、ただ、強く前に進む。
『…今度、聞けたら聞いてみる』
『おー。何かわかったら教えろよ?…じゃあウニイレやるべ』
『うん』
話は、そこで終わり。
…で、その後、その事を聞けたかというと。
聞けているワケがない。
結局、前に進んでなかった。
有言不実行ヤロー。
またしても、ずーんと落ち込む。
(………)
…いや、そこはもう切り替えろ。
時間がないとか切羽詰まってるワケじゃない。時間なんてたんまりとある。
ポジティブに考えるんだ。
なずなに、ネガ男なんてもう言わせないぞ。(←結構気にしてる)
改めて、決意を胸に。
人が行き交う夜の街並みを、ただ見つめていた。



