「えっ…!」
円や文字が書かれた紙が急に光り出すという超常現象を目の前にした薫は、驚いて体を後ろに反らす。
ガタッと椅子が動いた。
だよな。ビックリしてる。
「薫、大丈夫だ。落ち着いて」
「えっ…だ、だ、だって!」
「大丈夫」
勢いよく放った光だったが、やがて弱まり徐々に消えていく。
「…あれ」
光が消えて、元の状態に戻ったぬいぐるみを、なずなは顔をしかめて覗き込んでいた。
「え?…何でだろ」
しばらくうーんと考えている。
って、何?
何かわかったのか?
そんな様子を黙って見守っていたが、なずなは今一度、薫に確認を取っていた。
ぬいぐるみを指差して、尋ねる。
「…ねえ。これ、勝手に一人で爆発したんだよね?」
「え…あ、はい」
「そう。おっかしいなぁ…」
ぬいぐるみを見つめながら、ため息をついてた。
どうした…?
おかしいって、何かあったんだろうか。
おいおい。頼むぞ陰陽師。
円や文字が書かれた紙が急に光り出すという超常現象を目の前にした薫は、驚いて体を後ろに反らす。
ガタッと椅子が動いた。
だよな。ビックリしてる。
「薫、大丈夫だ。落ち着いて」
「えっ…だ、だ、だって!」
「大丈夫」
勢いよく放った光だったが、やがて弱まり徐々に消えていく。
「…あれ」
光が消えて、元の状態に戻ったぬいぐるみを、なずなは顔をしかめて覗き込んでいた。
「え?…何でだろ」
しばらくうーんと考えている。
って、何?
何かわかったのか?
そんな様子を黙って見守っていたが、なずなは今一度、薫に確認を取っていた。
ぬいぐるみを指差して、尋ねる。
「…ねえ。これ、勝手に一人で爆発したんだよね?」
「え…あ、はい」
「そう。おっかしいなぁ…」
ぬいぐるみを見つめながら、ため息をついてた。
どうした…?
おかしいって、何かあったんだろうか。
おいおい。頼むぞ陰陽師。



