インスピレーションを信じて


お昼に ビーチハウスの前で 声を掛けられた時

私は 務に 一目惚れした。



二重の丸い目と 軽い話し方。

私が それまでに 付き合った人とは 違う雰囲気。


『海に入ると 体が冷えるから。温かい物食べて 中から 温めて。』


メニューを見て 悩む私達に 務が言った時


この人 案外 優しいのかもって 私は 思った。



だから 務が軽そうでも 怖くなかった。


ニコっと笑った務に 胸が ドキドキした。



” ヤバい。好きになりそう ”


悠香に 叱られそうで すぐには 言えなかったけど。



私は お昼の時から 務が 好きだった。