そんなこと思いながら体育館に入ると

男、男、男
どう見ても男と女の比率が8対2と言えるほど男の子がいっぱいだ……
私はなんでこの学校を選んじゃったの……!

今すぐにでも帰りたい……!

身体の震えが止まらない。

咲夜もそれに気付いたのか、

「大丈夫。俺が隣にいる限り安全だから」

うん。分かってるんだけど……!

もう、疲れてきた 帰ろうかな?

「ね、ねえ「きゃーーーーー!」」


な、何!?


「蒼様ー!今日もお美しい……!」

「蓮くぅーーん♡今日も可愛い♡!!」

「叶斗様ー!抱いてー♡!!」

「累様……!なんてお綺麗なの!」






……うるさい。もう、ホントに高校なんて来なきゃよかった

ホントに帰ろうかな、

そう思い、咲夜に声をかけようとすると