「あぁ、!僕の愛しい萌、愛してるよ」


そう言って私のことを舐めまわすように
身体中にキスをされ触られ 色んなところに
キスマークをつけていく男

抵抗したら殴られる、でも、抵抗しないとこの男にやられてしまう!

男が近寄ってくる度に抵抗し、暴れる毎日、

そろそろ体力も限界に近づいてきた頃、



また、男が入ってきた



もう抵抗する気力もなくベッドに横たわっていた


しかし、今日の男はなんか、様子が変だった




「くそっ!くそっ!
俺の萌が、俺だけの萌が!!





くくっ、萌……









また、綺麗になったら迎えに行くよ━━」




その瞬間、遠くからガシャンッ!という音が聞こえた


「朝倉組だ!!!」






やっと、


やっと!



解放される……!!





男はいつの間にか消えていた




私は安堵して、深い眠りについた━━