パフェを食べてからしばらくウインドーショッピングを楽しんだあと、新しくできたアクセサリーショップに行った。



2人であーだこーだ言っていると「あっ、陽菜じゃん!」と言う、男の人の声がした。


パッと後ろを見ると、青がかった髪の毛のイケメンが手を振っていた。


隣の陽菜ちゃんが固まっていたから、多分「好きな人」だと思う。


その人は、ニコニコしながらこっちにやってきた。


「陽菜、元気だった?隣の子は友達?」


「あっ、うん。親友の未来音だよ。」


「はじめまして、俺、中里星(なかざとほし)って言います!よろしく!」


「いえ、こちらこそ!よろしくね!」


なんか、いい人そうだなぁ。

私がマイワールドに行っているうちに、中里くんは陽菜ちゃんと話して、どこかに行ってしまった。


「陽菜ちゃん、あの人?好きな人って。」


陽菜ちゃんは真っ赤になって頷いた。
恋する乙女な陽菜ちゃん、かわいいなぁ!