机の上に並ぶ料理、誰が作ったんだろ?


陽「はいはい!!僕と海俚作だよー!!」


え、ひのりんって料理できるの!?
てか、なんで聞きたいことわかったの?


紘「全部口に出てる。」


え!?じゃあ、今のも・・・。


紘「口に出てる」


え、うそ!
私の口ってそんなに緩いの・・・?

・・・よし、お口チャック確認。
これから気を付けよう。



「「「ぶっは!!!」」」



ええ、なんでみんな吹き出してるの?


奏音まで笑ってるし・・・。

面白くなくて、ぷぅってほっぺを膨らませたら、ハルくんにほっぺをツンツンされた。


ぷしゅーって息を吐くと、さらに爆笑された。


「もう!みんなひどいー!」


悠「ごめんごめん。じゃあ、食うか!」



悠くんがそう言うとみんな席について、笑いつつも食べ始めた。


作ってくれた料理はどれも美味しくて、最後には、ケーキの代わりにアイスが出てきてすごく幸せだった。