そろそろ進路を決める。というときになって奏音が、相談を持ちかけてきた。



奏「ねぇ、考えたんだけど、僕たち双子だから学費がすごくかかると思うんだ。伯父さんたちのためにも、特待生とか狙った方がいいと思うんだけど、どう?」


未「でも今から出願してもほとんど受けられないよね・・。」


奏「それがさ、晴山学園っていうところがすごい制度を設けてるらしくて、入試の成績順でトップ3だった人は、必要なお金をほとんど免除してくれるらしいよ。そこなら、伯父さんたちに迷惑かけないから、いいと思うんだ。」



未「すごい制度だね!たしかに、その高校いいかも!」