「ねぇ、なんでこんなに挨拶されたんだろ・・・。すっごい疲れたんだけど。」


「「「はぁー(海俚以外)」」」


・・・?なんでため息?



爽「わかってないのはみこだけだ。」


奏「しょうがないよ。みこ兄、鈍感だし。」


悠「ほんと、妹そっくり・・・。」


陽「みこちゃん、天然なんだね。」



むぅ、さっきから天然だの鈍感だの、悪口言われてる気がする・・・。

私が膨れていると、悠くんが背中をポンポンしてきた。



悠「かわいい反応だなぁ、ま、気にしなくていいことだから。」



うーん、そうなのかな・・・。

ふと顔を上げると、みんなが赤くなってて
ますます首を傾げた。