紘「飾り付けは無しでいいんだよな?買う金も限られてるし。」


海「その代わり、料理は凝ったやつにする。」


未「そうだよね!何をどう作ろうかな・・?」


陽「中華風野菜炒めと味噌汁くらいは作ろうよ。あと、悠弥はホイル焼きが1番好きだよ。」


未「誕生日っぽい料理じゃないけど、2人は喜ぶよね・・・。」


海「じゃあ、鮭のホイル焼きと味噌汁、餃子と青椒肉絲、ご飯は炒飯と白飯から選ぶ。これでいい?」


奏「おお・・・!海俚天才かよ!」


紘「それならいいんじゃね?2人とも好きな物食べれるし。」


未「じゃあ、それで料理は決定!」


奏「ケーキとかはどうすんの?アイスを食べるにはちょっと寒いし・・・。」


陽「コンビニでちょっといい値段のスイーツでも買ってくるのは?」


紘「それくらいでいいだろ。前もスーパーのちょっと高いアイスだったしな。」



未「これでだいたい決まったかな?場所は奏音と紘基の部屋。実際するのは来週の火曜日。買い出しは前日に陽揮と私と海俚で行く。・・・何か異論はある?」


「「「「ない。」」」」


未「じゃあ、作戦会議終了!!ねえ、トランプでもしようよ!」


紘「トランプやるならやっぱり大富豪だろ。な、海俚!」


海「そこはババ抜きだろ。」


奏「神経衰弱に決まってるだろ!」


紘「は?トランプで遊ぶときは大富豪で決まりだろ!」


奏「いやいや、神経衰弱のが絶対盛り上がるじゃん。」


海「ババ抜きでも盛り上がれるし。」


陽「み、みんな落ち着け!みこちゃんの顔が般若になりかけてるから!!」


未「そんなくだらないことで喧嘩しないでくれる?」



「「「は、はい。」」」




この4人は揃うたびに喧嘩をしてるから、もう慣れっこなんだけど、ヒートアップすると本当に迷惑だから。



これくらいはしておかないとね・・・。



((((みこ姉怖い!怖すぎ!))))



ふふっ、爽たち、このサプライズ喜んでくれるかな?



反応が楽しみだなぁ!!