やっとゆっくり出来そうになった昼休憩。


どうやら『美男美女コンテストの優勝者』という肩書きは伊達じゃないらしい。


何か食べようとお店を見ていると、何故か女の子の悲鳴があがる。

服はとっくに着替えているし、ただ歩いているだけなのに、注目を浴びる。



そのことに疲れを感じて、空き教室へ避難した。



未「優勝者って大変だね・・・。」


爽「これは疲れるな・・・。」


奏「2人とも大丈夫?とりあえずご飯適当に買ってきたけど・・・。」


海「本当、女子ってなんであんなうるさいんだよ。」


陽「海俚!みこちゃんもいるんだからそんなこと言うな!」


未「いや、別に気にしないから大丈夫だよ。」


悠「みこは優しすぎ。こんなやつ叱っていいだろ。」


紘「ああ、むしろそっちの方が助かる。」


海「俺そういうつもりで言ってない。」


爽「まあまあ、みんな落ち着けよ。1人を責めるのは卑怯だろ?」


未「そうだよ。海俚が可哀想でしょ。」


陽「みこちゃんに言われちゃ敵わないや。」


「「「そうだな。」」」


未「なにこの一体感。」


奏「とりあえず、みこ姉の影響力はすごいってこと。」


未「そ、そうなんだ(苦笑)」



なにがみんなに影響してるのかよくわからないけど気にしないでおこう。