帰り支度をする明梨ちゃんの後ろ姿を見つめ、肩を落としていた時、スマホにメッセージが届いた。
マネージャーから?
うっ……嫌な予感しかしない。
悪い予感が外れますように。
願いながら、メッセージを確認する。
『雅が明虹学園にいられるのは、学園祭までだからね。それまでに明梨ちゃんのこと、何とかしなさいよ!』
……
……
……へ?
明梨ちゃんに思いを伝えるチャンスは、学園祭までってこと?
ちょっと待って。
学園祭までって、3週間もないんだよ。
ムリだよ。
それまでに何とかするなんて。
だって、最強のライバルがいるんだよ。
イケメン総長。
顔が人間国宝級に完璧な、ワイルド王子。
それに明梨ちゃんは俺のことなんて、なんとも思ってないし。



