へたれアイドル卒業します アミュ恋1曲目


私を(とが)める感じは、全くない。

私を心配するかのような雅くんの瞳が優しく揺れていて、余計に心が押しつぶされそうになる。


誤解を解かなきゃ。

ずっと隠していた自分の弱さを、とぎれとぎれの声に乗せた。


「怖くなっちゃったから……。アミュレットの…司会を…すること……」


「……怖かった?」



予想外の答えだったらしい。

雅くんは、信じられないと言わんばかりの表情で私を見つめてくる。


「司会者なんて私には向いてないって……ステージに立つたびに突き付けられている気がして……」