一瞬、目が合っただけ。
すぐにそらされちゃった。
でも……
体中の神経が過剰反応。
心臓がドキュンと高鳴りだして。
「そんなに速くて大丈夫?」
心配になるほど、手首の脈がタッタカ駆けている。
火照ったのがはっきりわかる、自分の頬。
大丈夫かな?
リンゴみたいに真っ赤になっていないかな?
体温が1度くらい上がった気がしたけど、現実を目の当たりにした瞬間、その熱も一気に下がっちゃった。
雅くんは、みんなに笑顔を振りまいている。
でも私にだけは、ピクリとも笑ってくれないから。
そうだよね……
雅くん、私のことなんて大嫌いだよね……
お客さんを楽しませることを、雅くんは大事にしている。
あの頃の私は、身に染みてわかっていたはずなのに。
本番中のステージから逃げ出して、ライブを台無しにしちゃった私。
そりゃ、怒っていてもしかたないよね?
すぐにそらされちゃった。
でも……
体中の神経が過剰反応。
心臓がドキュンと高鳴りだして。
「そんなに速くて大丈夫?」
心配になるほど、手首の脈がタッタカ駆けている。
火照ったのがはっきりわかる、自分の頬。
大丈夫かな?
リンゴみたいに真っ赤になっていないかな?
体温が1度くらい上がった気がしたけど、現実を目の当たりにした瞬間、その熱も一気に下がっちゃった。
雅くんは、みんなに笑顔を振りまいている。
でも私にだけは、ピクリとも笑ってくれないから。
そうだよね……
雅くん、私のことなんて大嫌いだよね……
お客さんを楽しませることを、雅くんは大事にしている。
あの頃の私は、身に染みてわかっていたはずなのに。
本番中のステージから逃げ出して、ライブを台無しにしちゃった私。
そりゃ、怒っていてもしかたないよね?



