「雅くん、おはよう」 「みんな、おはよう」 みみ……みやび君だぁ。 編み物に気を取られ、不意打ちの登場にドキリ。 私の心臓が、不用意に疼く。 目が隠れるほどの、ライトブラウンのサラサラの髪。 教室に入り込む穏やかな日差しで、柔らかなピンク色にも見える。 3年前と変わらないな。 私の大好きな髪色のままだ。 なつかしさを感じて、フッと口元が緩んだ私。 その時、驚いたように目を見開いた雅くんと目が合った。 ひぇっ!! 雅くんの透き通った瞳が…… わわわ、、、私のことを……見てる!!