「今から桃華さんが、ステージ繋いでくれるから。雅、絶対に明梨ちゃんを連れて来いよ」 「綾星……俺……」 「お前なら大丈夫。幼馴染の俺が言うんだから間違いない。得意の王子様スマイル振りまいて、ヘタレアイドルを卒業して来い」 「わかった、頑張るよ」 「明梨を連れてこなかったら、お前のせいでいなくなった俺のファン、今日中に集め直してもらうからな」 それは無茶ですね、マトイさん…… 「頑張ってね~ みやちゃん!」 とびきりスマイルの春輝にも背中を押され、俺はステージ裏から飛び出した。