汚れ役?
さらににハテナが積もり、勝手に首が傾いていく。
「つーか雅、首倒しすぎ。首痛めてダンスできないとか、マジ勘弁だからな」
「……大丈夫だよ」
マトイはフッと鼻で笑った顔かと思うと、急に穏やかな表情を俺に向けた。
「お前じゃ言えねーだろ。明梨に俺たちから逃げんな。ビビってねーで司会しろ!なんて」
「言えるわけないじゃん。明梨ちゃん、司会するのが怖いって言ってたし」
「雅は優しすぎなんだよ。明梨の気持ちばっか考えすぎ。あぁ~あ、一人の女をイジメてるみたいに怒鳴りつけちゃたしさ。
さっきので俺のファン、壊滅的に減ったな」



